UFO and HSiFS

東方原作の攻略記録など

TH18.5 完走の感想

はじめに

この記事は、東方Project最新作「バレットフィリア達の闇市場」の内容を含む記事となっております。特にまだプレイされていない方は、ゲームの重要なネタバレを含む可能性がありますので、閲覧には十分ご注意ください。

ゲームシステムについて

パターンの決まった雑魚敵が、何段階かにわたって登場する道中フェーズおよび、ボスが登場するフェーズに分かれるステージを攻略していくゲームです。

道中フェーズはいくつかの段階に分かれており、その各段階のことをウェーブと呼びます。各ウェーブ終了時に、闇市場が開かれ、そこでお金とは違った貨幣である弾貨を用いてカードを買うことができます。カード購入終了後には、

序盤(1~2面)

最初(1, 2面)のうちは、敵の攻撃も薄く、ある程度東方の実力のあるプレイヤーであれば難なく攻略していくことができるとは思います。

ゲームのシステムが独特であるということもあり、この時点では、まずはそれに慣れることを第一に考えるのが良いと思います。

中盤(3~4面)

このあたりから敵の体力がだんだん増えてきたり、敵の攻撃が激しくなったりして、普通にプレイしていてはある程度実力のあるプレイヤーでも苦戦することが多くなってくるかもしれません。

そのような場合は、前の面に戻ったりしてみましょう。詳細な解放条件はよくわかっていないのですが、そのようにすればスロット(初期状態で装備できるカード)の数が増えます。強いカードを購入し、最初のうちから装備してみることを目指してみましょう。前の面に戻って周回することで、全てのボスを見ることができるようになります。

ただし、この時点ではどれだけ粘っても出てこないボスがいるので、注意しましょう。最初の段階でボスコンプリートには拘らず、十分に余裕を持って倒せるくらいに強くなったら、先に進んでしまうのが良いのではないかと思います。

終盤(5~7面)

5面にもなってくると、ウェーブにおける敵の攻撃も平気で原作のルナティックレベルを超えてくるものが多くなり、普通に避けるのは困難な弾幕がどんどん増えてきます。また、カードのスロットを全てそろえたところで、そもそもの弾幕が難しすぎてカードの出番も無く終わってしまう......などということが多くなってしまうかもしれません。

そこで、カード選びを踏まえた作戦が重要になってきます。基本的な方針としては、「魔法陣を多用して、自分に近づいてくる敵の弾幕を極力巻き込んで遅くすることで、弾除けをより簡単にしていく」というのを採るのが良いと思います。

以下に、ストーリー攻略面で私が強いと思ったカードを上げていきたいと思います。

  • フランドールのカード「破壊の美学」

方陣で弾を一部消すことのできるカード。純粋に弾が薄くなるので、魔方陣の性能が上がれば上がるほどに、その効果を発揮します。

  • あうんのカード「けしかける狛犬

方陣のクールタイムを短くするカード。魔方陣を連射できるようにもなるので、特にあうんカードを3枚所持した状態だと、クールタイムなしで魔方陣を連射できるようになり、魔方陣連射でごり押し......などという戦法まで取れるようになってきます。

  • 聖のカード「法力経典」

方陣の範囲を広くするカード。魔方陣が広くなれば、その分だけ弾を止められる範囲も広くなり、

  • 紫苑のカード「煤けた団扇」

ウェーブの敵の攻撃のランクをリセットすることができるカード。特に、後半の弾がきつくなってくる前にこのカードを引くことができれば、最後まで簡単なままでゲームを進めることさえできたりもします。

  • 妹紅のカード「不死鳥の尾」

虹龍洞でも猛威をふるっていた一気に3機もらえる妹紅カードですが、本作でも当然弱くないわけがなく。

  • 山如のカード「ドラゴンキセル

特に後半面になればなるほど残機が稼ぎやすくなるので、このカードは強さを発揮します。闇月虹市場で一番強さを発揮するかも?

エンディング後

エンディングを見終わった後にやることは、主にまだ見ていないボスの解禁と、カード集めということになります。カード集めでは次のようなカードが有効なので、うまく活用しましょう。

  • たかねのカード「百回目のブラックマーケット」

ボス撃破後、まだ手に入れていないカードが最後に手に入るようになるのですが、一部のボス固有のカードはそのボスを倒さないと絶対に出てこないことに注意。また、まだ見ていないボスが出てくるようになるという効果は無いので注意しましょう。

  • 純狐のカード「純粋な自己肯定感」

いきなりボス戦から始めることのできるカード。周回の手間を省くことが出来て便利です。ただ、いきなりボス戦から始まるということは当然そこまでの闇市場もカットされることを意味し、まだ手札が十分強くなっていない状態でボスに挑戦する必要があることを意味するので、苦戦は必至であることには注意しましょう。

カードを集めても、購入しないと最後の実績は解除されないということに注意しましょう。購入にはお金を稼ぐ必要がありますが、その最適解は結局あまりよくわかりませんでした(私は1面を純狐カードを持って周回しました。ミケが出たら1周で400以上、ラルバが出たら1周で600以上稼げます)。

最後に

全体的な難易度ですが、ただエンディングを見るだけにしても、実績全て解除するにしても、かなり易しめだと思います*1。ただ、周回する必要がある点では今までの作品とは違った面倒さがあることは否定できないでしょう。TH18, TH18.5とソシャゲ色がかなり強くなってきたけど、最近のトレンドなんですかね?ゲームの今までにないような新鮮さは評価が高いですが、周回に運要素がある点でゲームに面倒要素が増えてしまったのが個人的には残念なポイントでした。

ここまではゲーム性に特化した説明をしてきましたが、それ以外においても(特にBGMは今回も文句なしで良いもので、良い意味でするめ曲が多いという感じでした)良いポイントが多いゲームなので、まだプレイしてない!と言う人は是非プレイしてみましょう。

*1:私が全て埋めたことのある他の小数点作品が文花帖だけなので、どうしてもそれとの比較にはなってしまいます、ご了承ください