UFO and HSiFS

東方原作の攻略記録など

東方全作LNB達成を振り返る

この記事は,「GUTアドベントカレンダー2021」12月8日公開ぶんの記事です。

はじめに

皆さんこんにちは。はちじです。

さて,私はこの度今年9月2日に,紺珠伝ルナティックノーボムを達成し,Win版東方STG全作品ルナティックノーボムを達成することができました。*1

今回は,GUTアドベントカレンダーという機会を使わせていただき,達成に至るまでの道のりを振り返っていこうかと思います。

なお,Deanさん(@Dean51184154)も昨年の東工プロジェクト様のアドベントカレンダー(2020東工プロジェクトアドベントカレンダー)にて,整数作品LNBのまとめをしていらっしゃいます(こちらの記事)。そちらの方もどうぞよろしくお願いします。*2

また,達成直後に個人的なLNB難易度表を作成して,Twitterにて公開しております(

https://twitter.com/StarLotusShip8/status/1433821366269009922?s=20

)。良ければこちらの方も併せて確認してみてください。

各作品の振り返り

1作品目:TH13 東方神霊廟 ~ Ten Desires.

基本情報

  • 達成日:2020/7/3

  • 初クリア機体:妖夢

  • 挑戦期間:約2週間

挑戦してみての感想

全作品ルナティッククリアが出来たということで,LNBに挑戦してみることにしてみた。作品には少し迷ったが,妖夢という機体が強いのと,トランスシステムのおかげで難所が減るということで,人生初めてのLNBは神霊廟を選択することにした。機体の強さとシステムの強さもあるので,LNBの中では割と簡単に進められるだろうという気持ちで臨んでみたが,実際はパターンを要求されるところが多かったり(青娥通2など),事故被弾したらジリ貧になって以降総崩れ,みたいな箇所も多かったりして(神子通3→豪族乱舞などが顕著),なかなか簡単にはいかなかった,というのを感じた。とは言え,人生初LNBにあたり,LNBの難易度感を感じるにはちょうど良いくらいの難易度だったのかもしれない。

挑戦される方へのアドバイス

この作品のLNBで大事なのは,とにかく「どこでトランスをするのかというのもふくめてパターンを作ること」「その上で事故被弾しないように,崩れやすい箇所はしっかり練習すること」です。LNBの中では簡単な方だとは思いますが,変な被弾が多くなったりしてなかなか通らなかったりなど,もしかしたら精神的にはあまりよろしくないかもしれません。気合い力はそれほど要求されないので,粘り強くパターン中心の練習をすることが大事です。

2作品目:TH16 東方天空璋 ~ Hidden Star in Four Seasons.

基本情報

  • 達成日:2020/8/18

  • 初クリア機体:霊夢

  • 挑戦期間:約4日

挑戦してみての感想

神LNBをクリアして夏休みになったということで,周りから「LNBの中でも簡単,星L普通クリアよりも簡単」との評判がある天空璋のLNBに挑戦してみることにした。その時点で秋装備は全部機体埋めしており,割と秋にも慣れていたが,実際には主に5面ボスでやられることが多く,当初は想像以上に苦戦した。しかし,それ以外は避ける要素がそこまで多くないということもあって,世間の評判通り,比較的すぐに通すことができた。

挑戦される方へのアドバイス

この作品のLNBは季節解放をうまく使いこなすことが大事です。季節解放のパターンが8割を占めるといっても過言ではないでしょう。しかし,実際には5面ボスなど,単に季節解放を使うだけでは突破が難しいようなポイントも多く,そこは練習が重要です。私は初LNBで5ボス以外NN,5ボス6被弾という今でもネタになる成績をたたき出しました。あと,秋ラスぺのクレイジーフォールウィンドはパターン化をすることを強くおすすめします。

3作品目:TH14 東方輝針城 ~ Double Dealing Character.

基本情報

  • 達成日:2020/9/4

  • 初クリア機体:咲夜A

  • 挑戦期間:約2週間

挑戦してみての感想

LNBを複数作品やって調子が出てきたということもあり,咲夜砲を用いた初の救済無しLNBに挑戦してみることにした。まずは咲夜砲の精度を上げるところから始まり,影狼の「月下の犬歯」の取得を安定させるところからしてかなり苦戦した。そして何より苦戦したのが,影狼。咲夜砲が通用するとは言えども凶悪を極め,何度も何度も追い返された。折角4面まで行けても,咲夜砲はP4でないと使えないため,自己被弾からそのまま終焉......なんてことも多発し,なかなか通らなくて苦しかったものだった。しかし,あるとき突然弁々も正邪も上手くいき,初めての6凸でそのまま通すことが出来たときはすごく嬉しかったものであった。*3

挑戦される方へのアドバイス

まずはとにもかくにも咲夜砲の安定化からです。ルナティック普通クリアまでは咲夜砲をちゃんと使ってこなかったという人も多いかと思うので,スぺプラなどでしっかり練習しましょう。正邪の「逆針撃」をスぺプラで,そこそこの頻度で8秒台撃破することができるならば,咲夜砲の精度は大丈夫でしょう。影狼がものすごく強いので,粘り強く挑戦すること,そして,4~6面のボスは咲夜砲を含めた一連の流れをセットで練習することを強く勧めます(特に4,5面ボスは,一旦崩れると総崩れに追い込まれやすいため)。

4作品目:Th17 東方鬼形獣 ~ Wily Beast and Weakest Creature.

基本情報

  • 達成日:2020/12/29

  • 初クリア機体:妖夢

  • 挑戦期間:約3か月*4

挑戦してみての感想

鬼形獣のLNBが簡単そうなので,挑戦してみても良いかなと思って挑戦してみたが,道中のパターンなどがわからないところも多く,挑戦当初は3面や4面で何度も追い返されて思っていた以上に苦しく,途中で挑戦から離れてしまったこともあり,結局挑戦期間が全LNBの中で最も長かったのはこの作品になってしまった。今思えば,この挑戦で離れていた期間が長かったのは,3~4面からなかなか進展が無い状態が続いてしまったことが一因としてあったと感じている。

挑戦される方へのアドバイス

カワウソ回せばいいじゃん!......と思うかもしれませんが,まず動物霊の移動がランダムだというのが非常につらいポイントです。それに加えて,個人的にですが,この作品,どうも道中などでテクニカルなものを要求してくるところが多いように感じるのです。*5適当に進めていてはいずれ詰まってくるところもあるかもしれませんが,そういうときは一旦プラクティスに行き,どういう動きをすればよいのか,確認するようにすることを個人的にはお勧めします。

5作品目:TH11 東方地霊殿 ~ Subterranean Animism.

基本情報

  • 達成日:2021/2/4

  • 初クリア機体:霊夢A

  • 挑戦期間:約3週間

挑戦してみての感想

LNBを数作品達成して自信がつき,少し難しい作品のLNBにも挑戦してみようというところで,地霊殿に挑戦してみることにした。実際そう甘くはなく,5面中ボスの猫がなかなか突破できなかったり,6面に行けても核熱で連続被弾がかさんで終焉し,やっとのことでそこを突破したらサブタレミリ残し落ちをして悲しみにくれる,というのも思い出深かったものである。

挑戦される方へのアドバイス

とにかくパターン要素がとても強く,東方屈指の「慣れることでクリアに大きく近づく作品」と言えるでしょう。4道中後半の札弾地帯は最初は面喰らうものですが,全て固定弾なので理解してしまえばこっちのもの,というのは,まさに好例でしょう。ただ,ものすごく難しいスペルがいくつかあるのも事実ではあります(さとりの想起,猫乱歩,昔時,核熱,ペタなど)。幸い数はそんなに多くは無いので,「これらのスペルはほぼ被弾前提,それ以外のところを極力落とさないようにしっかり練習する」という方針でも,この作品に関してはいいんじゃないかと思います。あとヤマメ通1被弾は続行でいいと思っています(序盤でのループがあまりに続くとモチベに関わるため)。

6作品目:TH12 東方星蓮船 ~ Undefined Fantastic Object.

基本情報

  • 達成日:2021/2/28

  • 初クリア機体:夢符

  • 挑戦期間:約3週間

挑戦してみての感想

春休みで時間があるということで,自分の好きな作品である星蓮船のLNBにいよいよ挑戦してみようということにした。好きな作品ということで,ある程度知識はあった状態からのスタートであったため,最初の方は順調に地点を更新していく。しかし,5面でこのゲームの本当の恐ろしさを知ることになる。ナズーリンの「グレイテストトレジャー」に案の定こっぴどくやられ,それを抜けた先には寅。本当に鬼畜というほかない。特に寅は練習しても取得率がなかなか上がらず,個人的に大きな壁になることを感じていた。しかし,あるとき突然寅戦がうまくいき,残機をたくさん残した状態で聖に臨み,そのまま倒すことに成功。達成できたときは個人的東方史に残る嬉しさであった。

挑戦される方へのアドバイス

まずは,ベントラーをしっかりパターン化することです。ベントラーをちゃんと出せれば残機は14くらいはあるので,難所は多くても意外に残機の暴力でゴリ押しできたりするものです。とは言え,5面以降は物凄い凶悪なゲームなので,練習は必須かと思います。何も避けに関して知識が無い状態から始めた場合,ナズーリンや寅は練習してもなかなか伸びにくく,コスパはかなり悪いのですが,聖は練習したら被弾数を比較的すぐに減らすことができ,その点でコスパが比較的良いと思っています。なので,「あともう少しで通るんだけど......!」というときは,聖を練習する,ということを強く勧めます。

全体的に,直球系の弾幕が多く,すぐには伸びを実感できない作品かもしれませんが,実は経験を積むことで取得率を上げていける弾幕は多いと感じています。また,「あるとき突然調子が良くなった!」ということが起きやすい作品でもあると個人的に思っているので,粘り強く挑戦を続けることが大事だと思います。

7作品目:TH07 東方妖々夢 ~ Perfect Cherry Blossom.

基本情報

  • 達成日:2021/4/24

  • 初クリア機体:魔符

  • 挑戦期間:約1か月半

挑戦してみての感想

星蓮船も無事にLNBできて,春が近づいてきた,ということで,妖々夢のLNBに挑戦してみることにした。周りからは簡単という評判があったが,実際にやってみると,奇門遁甲やオルレアンなど,序盤から相当に難しい弾幕が多く,しばしば追い返されて4凸もできずに悲しみを見ることも多かった。なかなか進捗を生めず,困っていたところ,知り合いの東方シューターからアドバイスを得て,自分のやり方が根本から間違っていたことに気づく。実は,このゲームは結界の回し方をメインで考えるべきゲームで,いわば「このゲームの攻略法を知らなかった」のである。このことに気づいて以降は,それまで苦しんでいた箇所がもっと楽に攻略できることに気づいた場面も多く,どんどん地点更新をしていき,最終的に時間はそこそこかかったもののLNBを達成することができた。

挑戦される方へのアドバイス

始めてやると,2面や3面でぼこぼこにされ,「4凸もできないこのゲームのLNBが本当に簡単なの?」と思う人も多いかと思います。しかし,そういうときは,上でも述べた通り,「このゲームの攻略法を知らない」というケースである可能性が高いです。結界ありLNBであれば,避けることを考えるのではなく,「結界を出すパターンをつくる」ということに重きを置いたほうが良いです。また,このゲームは道中のパターンが意外に難しいと思っており(特に3~5面),道中でいつも被弾するような箇所がある場合,プラクティスに戻って練習したほうがいいです(私はずっとやり方がわからないままに通しをやり続けていた結果,パターンさえわかっていれば容易に避けられる箇所でずっと被弾して,もったいないことになっていた)。あと,反魂蝶は練習した方がいいらしいです(私はできなかった)。

8作品目:TH18 東方虹龍洞 ~ Unconnected Marketeers.

基本情報

  • 達成日:2021/5/8

  • 初クリア機体:早苗

  • 挑戦期間:約3日

挑戦してみての感想

虹龍洞がリリースされ,私もその流れに乗ってプレイしていたら,TwitterにLNN達成報告がとんでもない数上がってくる。どうやら,「暴食のムカデ」と「地獄の沙汰も金次第」の組み合わせがぶっ壊れで,それのおかげでカードありLNNが多く出ているようだ。これは私もやってみようではないか。ということで,やってみることにした。弾幕の対処法がわかっていなかったりということで,最初の方は序盤面で追い返されることも多かった*6が,少し慣れてから行くと自分でもその強さに笑ってしまい,そのままLNNが通ってしまって拍子抜けしてしまった。

挑戦される方へのアドバイス

暴食のムカデはこのLNBにおいて,物凄い脅威となります。特に4ボスにたどり着いて以降は本当にこのカードの壊れ具合に驚くと思います。使用するカードを迷っている,という場合は,ムカデを使用するのを勧めます。ムカデは被弾すると倍率がもとに戻ってしまう,というデメリットがあるので,被弾を無効化するカードを一緒に入れるといいでしょう。ほかのカードの選択肢についてですが,個人的に,「ヴァンパイアファング」や「やんごとなき威光」などは使いようによってはとんでもない強さを誇るカードで,おすすめです。

9作品目:TH10 東方風神録 ~ Mountain of Faith.

基本情報

  • 達成日:2021/5/20

  • 初クリア機体:霊夢B

  • 挑戦期間:約4週間

挑戦してみての感想

風神録が好きな作品だということで,実力的にそろそろ挑んでもいいかなと思い,風神録のLNBに挑戦してみることにした。試しに触ってみたら5面まで行けたので,「もしかしたらこれはいけるのでは?」と一瞬思いかけたが,そのときたまたま4面がうまくいっていただけであった。実際は4面はばらまき妖精,椛,滝,三妖精,しまいには文と,難所のオンパレードであり,4面に限らずともどの面にも難所のあるこのゲームは本当に難しいものであった。追い打ちをかけるのが,「残機の少なさ」であり,「あと2,3機あれば......」と挑戦中に何度思ったことか。結局クリアまでにはかなりの時間がかかり,結果的には全作LNB中でも上位に食い込むほどの難易度に感じることになってしまった。

挑戦される方へのアドバイス

風神録初クリアのときは,おそらくほとんどの弾幕をボムで飛ばしてきたことかと思います。そのため,一つ一つの弾幕に対して避け方に向き合うことになるかと思います。これに関しては,頑張ってくださいというほかありません。また,残機が少ないので,安定して避けられるようにする弾幕を増やせるよう,かなりの練習が要るかと思います。風神録は全体的に気合力が要求される弾幕がかなり多いので,回数こなして腰を据えて頑張ることが本当に欠かせません。1通しにかかる時間が短いのがせめてもの救いではあるので,何度も何度も取り組むつもりで,粘り強く挑戦することが大切だと思います。

10作品目:TH06 東方紅魔郷 ~ The Embodiment of Scarlet Devil.

基本情報

  • 達成日:2021/7/1

  • 初クリア機体:夢符

  • 挑戦期間:約1か月

挑戦してみての感想

元々気合いに自信がある人ではなかったが,全作LNBを達成したい気持ちはやはりあるもので,「やるしかないか」と思って,紅魔郷LNBに挑戦することにした。序盤面が簡単めなので,6面には他作品にも増してすぐにたどり着けたのだが,これが罠であった。元々残機数が少ない上に6面がものすごい難易度を誇るため(特にラスト2枚の難易度は尋常ではない),6面をクリアする,というだけでハードルは高い。*7さらにそれを達成するために残機を持ち込んで6面に臨みたいが,4,5面も難しいため,残機を6面に持ち込むこと自体が困難を極めていた。そういうわけで,6面にたどり着いてからクリアまでが非常に遠く,LNB達成までの6凸回数はなんと38回と,ほかの作品のそれをはるかに上回ることとなってしまった。それだけに,達成したときはすごく嬉しかったものである。

挑戦される方へのアドバイス

他作品のLNBで要求される力は「パターンを作り,それの通りに動けるように練習をする」というものが中心だと思うのですが,この作品だと話が変わってきます。パターン化がしにくい作品だということで,この作品では「自分の弾幕避けの実力を上げられるように練習をする」というものが中心になってきます。ほかの作品とはベクトルが違った練習が必要ということで,難しさを感じるかもしれませんが,クリアには避けて通れない道であり,そこが腕の見せ所です。また,この作品はどうしても運が絡むものであり,難しいときはどうしても難しいです。そのため,回数を積むことが大事になってきます。「いつかは通る」そう信じて,諦めずに回数積んでがんばりましょう。

11作品目:TH08 東方永夜抄 ~ Imperishable Night.

基本情報

  • 達成日:2021/8/14

  • 初クリア機体:詠唱組Aルート

  • 挑戦期間:約1か月

挑戦してみての感想

全作LNBが近づいてきたということで,個人的に今まであまり触れてこなかった永夜抄に挑戦してみることにした。永夜抄はそもそもの経験が浅い作品であり,この挑戦をするまで,幽冥組で両√を1回クリアして以来全くクリアしたこともなかったというくらいであった。そういうわけで,当初はこの作品に慣れることからして本当に大変で,まずはそこに時間を取られた。それでも,スぺプラなどを使って長いことプレイし,ようやっとこの作品にも慣れてきて6面に行けるようになった......のだが,6面が本当に難しく,非常に苦しめられた。その難しさのあまり,6面に8機持ち込んでクリアできないというとんでもないリザルトまで生み出されてしまったほどであった。

挑戦される方へのアドバイス

このゲームは6面が非常に難しいです。1~5面にも難所はちりばめられてはいますが,なるべくなら1~5面での被弾は減らしたいものです。LNBの中では難易度は高めではあると思いますが,純粋に気合ありパターンありという,良い意味で全作品の中でもバランスの取れた感じの作品になっているので,他の作品でLNBを達成したならば少なからずその力は生きてくると思います。せっかくスぺプラもあることですし,地道に努力を重ねることが,この作品のLNBには近道なんだと思います。

12作品目:TH12.8 妖精大戦争 ~ 東方三月精

基本情報

  • 達成日:2021/8/29

  • 初クリア機体:A1ルート

  • 挑戦期間:約2日

挑戦してみての感想

紺LNBをやる前に,妖精大戦争をLNBしておこうという,その場の思いつきで始めた。経験の浅い作品で最初の方は慣れるまでに時間がかかり,またパターンゲーでもあるためそれを作るのも大変であったが,3面までしかないくせに残機が多いということで,通しをやっているうちに自然と到達地点が伸びていき,気づいたら通っていた。結局3面のパターンはよくわからないままであった......。

挑戦される方へのアドバイス

パターン前提のようなものであり,パターンを知らないと即死,というところが多いです。今ではthprac*8で練習もできるので,積極的に活用するなどしてパターンを固めましょう。とは言え,3面までしかないくせに残機も多いので,もし途中のつまらないところで当たってしまっても続ければ通る可能性が高いです。そのため,後半の良いところまで行ったら一旦諦めずに最後まで通してみましょう。

13作品目:TH15 東方紺珠伝 ~ Legacy of Lunatic Kingdom.

基本情報

  • 達成日:2021/9/2

  • 初クリア機体:霊夢

  • 挑戦期間:約2週間

挑戦してみての感想

はじめは2面落ちから始まり,3面を抜けるのにも時間がかかり,4面は超えられて5面に行くもそこも厳しく,やっとの思いで6面にたどり着いてもそこからが難しい,そんな作品で,案の定苦しい戦いが続いていた。

そんなあるとき,クラウンピース戦がやけにうまくいき,純狐に8機持ち込むことが出来た回が訪れた。純狐はこの状態から満身創痍に追い込まれても全然おかしくないような難易度のボスであるが,そのときは練習のとき以上に上手く純狐戦を進めることができ,最終的に4機残してLNB達成することができた。まさに最後のLNBに相応しい終わり方で,達成したときは本当に「今まで東方やってきてよかった」,心からそう思うことができた。

今思うと相当運が良かったなぁと感じている。たぶんあれを逃していたらもっとかかっていたと思う。

挑戦される方へのアドバイス

一つ一つの弾幕の難易度もさることながら,とにかくボリュームが多いです。あらゆる面の道中・ボスに対して難所があり,しかもその中でも被弾数を減らせるように相応の量の練習をしっかりしてやる必要があり,全作品の中で必要な知識の量はトップクラスであると言って間違いないでしょう。気合い力,パターン力,その他さまざまな力もふくめて,総合的な力が全作品の中でも最も求められると言っても過言ではないこの作品では,粘り強く挑戦を続ける「体力」が,ほかの作品以上に大事になってくると思います。挑戦する場合は,それなりの覚悟を持って,この狂気とも言える超高難易度に立ち向かっていきましょう。

おわりに

まず,書く時間があまり取れなかったため,LNBの感想記事に比べて文章の質は落ちてしまっているかと思います。ご了承ください。

LNBの挑戦はさかのぼること昨年の夏から始まり,全作LNBまでの道のりは思った以上に遠く険しいものでした。しかし,実際に達成してみて,弾幕を避ける力が向上したり,全体的にパターンを勉強する機会を得られたりなど,全作LNBの経験は必ずや今の東方のプレイに活きていると感じます。ルナティックはクリアできたけど,さらに自分の東方の実力を上げたい,という人には,LNBは適していると言えるでしょう。

最後になりますが,この記事がLNBをプレイされる・しようと思っている方の参考になること,そして,この記事を見てくださった方が東方を楽しむことを願って,この記事の締めとしたいと思います。

私,はちじは12/11にも「東方紅楼夢に行ってみた感想」というタイトルでGUTアドベントカレンダーの記事を執筆する予定です。よろしくお願いします。

*1:花映塚に関してもLNBに相当するものをやっていらっしゃる方もいるようですが,正式にボムというわけではないということで,ここでは含めないことにしています。

*2:両者の記事で見解が異なるところがあるかと思いますが,そこは個人差というところなのかなと思っています。

*3:結局初6凸でLNBが通ったのは輝針城と,後述の虹龍洞だけでした。

*4:ずっと挑戦していたというわけではなく,途中で天スコアタなど,別の挑戦を挟んだりしていました。

*5:例としては,レア動物霊全般,4面中ボス遅回しなど。

*6:序盤面はまだムカデの倍率があまり上がっておらず,効果が薄く,それゆえに序盤が苦しい,というのはあると思います。

*7:当時は6面プラクティスをLNBするだけでもかなり苦しんだことを覚えています。

*8:道中の途中や,ボス戦の途中から始めたり,最大得点の値を変更して練習したりすることのできるスぺプラツールのことです。プラクティスの無い妖精大戦争にも対応しているため,非常にありがたいです。