地霊殿LNBをやってみた感想
はじめに
まずはじめに。これがこのブログ新年最初の記事です。更新していなくて申し訳なかったです(なまけ......)。
さて,本題に移りますが,私はちじは先日2月4日に,地霊殿Lunaticノーボムを達成できました!!!
地霊殿Lunaticノーボム霊夢A達成!!
— はちじ@63/115 (@StarLotusShip8) 2021年2月4日
これでLNB5作品めです! pic.twitter.com/TKwoB4qW17
そこで,地霊殿Lunaticノーボムを達成して思ったこと,これからの挑戦者に伝えたいことを書いていこうと思います。
なお,各弾幕の避け方はLNNシューター様の方が詳しいと思うので,それについてはLNNシューター様の説明に任せます。Lirio(@Lirio_1234)様の東方原作ブログの記事(地霊殿LNNFS - Lirioの東方原作系ブログ(更新終了))が役に立つかと思います。*1そこで,この記事では全体的な立ち回りや,初LNBの場合の心構え的なものに焦点を当てて書いていくつもりです。ご了承ください。
地霊殿LNBとはどんなゲーム?
まずは,地霊殿LNBの特徴を書いていこうと思います。
地霊殿という作品自体,弾幕はパターン要素が非常に強く,はじめは難しく感じる弾幕であっても慣れていくにつれてどんどん突破率が上がっていく,という傾向が強いように感じました。 私自身,この挑戦を始める前まではルナティック普通クリアすら安定していませんでした*2が,挑戦をするにしたがって安定する箇所がどんどん増えていったように思います。飛び抜けて難易度の高い,絶望的な難所*3というものは無く,LNN達成者もかなり多い*4らしいですね。
自機は霊夢A(紫支援)を使用します。何と言っても正面火力が非常に高く,道中の敵やボスを速攻するのに長けており,LNBには適した機体だと言えるでしょう。さとりの想起スペルの難易度が高いのがひとつ難点ですが......。
残機は,かけらの数によってブレますが,基本的によほど変な立ち回りでなければ10機です。この数は他のLNBと比べると平均的かやや多いくらいです。また,この作品の特徴として,ボムはパワーを消費して撃つという特徴があります。この特徴により,ノーボムの場合は常にフルパワーで弾幕に立ち向かえるというメリットがあります。他の作品のLNBだと被弾数がかさむとパワーが減ってしまい,ジリ貧になってそのまま終焉,ということが起こりますが,この作品ではそれが起こらないので,その点では安心ですね。
簡単な説明を終えたところで,では,ここからは具体的に各面ごとに感じた箇所を見ていくとしましょう。スペカに関しては体感での取得率を括弧書きで記してあります。
各面解説
1面
このゲーム,1面道中の難易度が非常に高く,しっかり動き方を決めていないとループを量産することになります。特に道中は安全重視を心がけましょう。
・釣瓶落としの怪(95%)
折角この機体を使っているんですから,安全に行きたいならスキマワープを使うと良いと思います。
・道中後半
ここもスキマワープで安定させるのが良いと思います。
・ヤマメ通1
LNB挑戦者の精神をへし折ってくる,最初の関門です。ヤマメが下に来たら一気に苦しくなるので,下に来た時の対処方法(スキマワープも含めて)を覚えておくのが良いと思います。それでも被弾率は非常に高くなると思うので,モチベーションと相談しながらここの対処方法を決めておきましょう。私はここでの被弾は帰宅していましたが,あまりに被弾率が高すぎてモチベが苦しいという人は続行でも良いと思います。実際,LNNシューターの方で「初LNBならここでの1被弾は続行してよい」と言っている人もいました。
・原因不明の熱病(90%)
この機体でP3なら,速い波は1波だけ抜ければよいです。だいたい抜け方は決まっているので覚えておくと良いと思います。
2面
癒し面かと思いきや,パルスィの一部の弾幕が地味に難しく,ここで帰宅を余儀なくされることもあります。辛抱強く挑んでやることが大事ですね。
・道中前半
陰陽玉は速攻しないと世紀末になるので速攻大事。あと,陰陽玉にタックルされると地味に悲しいです。気をつけましょう。
・中ボス通常
この時点だとたぶんP4になっているはずだと思いますが,この機体だと下避けでもキツイのが来る前に終わるので中避け覚えなくて良いです。
・パルスィ通1
精密避けを強いられますが,目の前がキツイからと言って変に動くと逆に当たります。あまり動かず,最小限の移動で捌くのが大事だと思います。
・シロの灰(90%)
切り返しをするときに,「自機狙いの弾を外側に撃たせる」ことを心がけましょう。
・パルスィ通2
通1よりこっちの方がむずいと思う。通1と同じく,移動は最小限を心がける。
・丑の刻参り七日目(70%)
あまり話題にならないですが,地味に難しいと思います。私はここでよく当たりました。誘導を間違えると悲惨なことになるので,毎回同じ誘導が出来るように練習しておきましょう。
3面
さて,地霊殿はここから一気に難しくなって行きます。ひとつひとつの弾幕に対して対処法をしっかり確立していくことが大事だと思います。
・道中前半
よく当たっていましたが,パターンを覚えると安定するので,ここでは流石に当たりたくないです。
・中ボス通2
ここLNBやるようになってから私の中で急に化けたと感じた箇所です。基本的に最小限の移動で済ませたいものですが,目の前に壁が来る気配を感じたら横に逸れるのが良いと思います。その代わりちゃんと元の位置に戻りましょう。
・道中後半
難所です。私はこの弾幕をみて「いやこれ寅通2じゃん」って思いました。ここは正直当たっても仕方ないかなぁと思います。
・勇儀通1
左下に行き,勇儀を左に誘導すると楽です。
・勇儀通2
ショット撃つ派と撃たない派がいます。私は撃たない派でした。撃たない場合はレーザーは敵機依存の固定なので,いつも同じ箇所に入っていれば避けられます。
・大江山颪(50%)
結構難しかったです。心がけていたこととしては,「斜めから来る弾の軌道を弾列とみなして,どの弾列に行けば弾が来ないかを予測して避ける」ということです。これをやると少し突破率上がりましたが,それでも結局当たるときは当たりましたね。
・勇儀通3
左下or右下で誘導する派と,速攻する派がいると思います。私は後者でした。どちらにせよ,ここでは当たりたくないので,自分の中で安定させるやり方を確立しましょう。
3面終了時点で1被弾以内ならとても良いペースです。2被弾以内なら続行して良いと思います。
4面
とにかくさとりの想起が異常なまでに強く,そこに残機を持って行かれます。それだけに,それ以外の箇所の被弾はなるべくしたくないところです。
・開幕
避け方を覚えると安定するので,必ず安定させてください。こんなところで当たっていられません。
・中ボス
ここふつうに難しいと思う。配置によっては目の前に壁が来て,「え!?」と戸惑っている間にいつの間にか被弾していた......なんてことも。この機体なら割と正面外しても大丈夫なので,避けに専念しましょう,あとは配置が良いことを祈る。
・道中後半
札弾の地帯は緑札弾は固定なので,必ず抜け方を覚え,毎回その通りの動きで突破できるように練習してください。私はうちゃさんの動画(https://youtu.be/gwY1MQuA1H8)を参考にしていました。
・恐怖催眠術(90%)
震え凍える星を避けるみたいな感じで黄色弾は左右交互に。レーザー判定が出るまでは気にしなくて良いので,黄色弾の避けにとにかく専念しましょう。これは安定推奨スペル。
・二重黒死蝶(5%),飛行虫ネスト(15%)
激ムズスペル。LNBだと1被弾ずつまでなら全然して良いです。私も達成した今でもこの2つのスペルは結局よくわかっていません(通しで何故かネスト取れていますが......)
・波と粒の境界(65%)
安地意外と失敗するんですよね......あと,成功したと思っても,終了時にさとりが下移動するので,タックル食らって被弾することがあります。撃破の瞬間に下に下がることを心がけましょう。私は通しで安地失敗しました。
5凸時点で3〜4被弾がLNB目安のペースかなぁと思います。
5面
地霊殿LNB最大の鬼門が,この5面となります。特に中ボスの周辺は異様に難しく,到達度が大体この辺に収束して悲しみを見ていた時期がありました。しっかりとした対策が必要と思われます。プラクティスなどで練習する際には,5面全体を4被弾以内に抑えることを意識して練習するようにしてみましょう。ボスのお燐は,避け方に慣れると対処しやすくなる弾幕も多く,正直このLNBのキーとなるボスはこの5面ボスのお燐だと思っています。ここをちゃんと突破すれば地霊殿LNBは一気にゴールが近づくので,しっかり練習をしましょう。
・道中前半
ここ,地味ですが私は難所だと思っています。陰陽玉の速攻,弾と弾の間を抜けるタイミングなど,しっかりパターンを組んでおかなければ当たります(実際かなり当たりました)。侮れない箇所なので練習しましょう。
・中ボス通1
慣れていないと難しいです。私は当初,とにかく「え,これどうやってやるの?」という感想でした。これに関してはとにかく特有の移動に慣れるしかないんだと思います。撃破出来なければグロ地帯が物凄い悲惨なことになるので,しっかり撃破はするようにしてください。私は0秒台での撃破は危険が過ぎると感じたので,3秒台で撃破するパターンでやってました(通しでは何故か0秒台だった)。
・中ボス通2
自機の上に弾があらかじめ配置されるので,それをしっかり見て事前に弾道を覚えておく,というようにすると突破率が上がるように感じました。私個人的には,視線は自機のかなり上でした。自機周辺は見ないで,事前に覚えておいた弾道をたよりに避ける。
・怨霊猫乱歩(10%)
これは仕方ないです。LNBの段階では1被弾確定で良いと思います。ただし,この機体でP4ならしっかり撃ち込めば2波めが展開されてキツくなる前に倒せるので,2被弾はダメです。
・道中後半
中ボス通1でしっかり遅回ししていれば,右から左にチョン避けできつい地帯は終わるはずです。
その後の自機狙いが厚い地帯ですが,この機体ならスキマワープ使うでも使わないでもどちらでも構いません。私はスキマワープ派でした。スキマワープ使うパターンは簡単ですが,安定するかと言われるとそうでもないらしいです。一方で,スキマワープ使わずに切り返すパターンの場合,パターンを組むのが難しいですが,安定はするらしいです。どちらを採用するかは結局個人の好みの問題だと思います。
・怨霊憑依妖精(55%)
上をぐるっと回って誘導し,下で撃ち込みながら気合避けしましょう。取得率は5割くらいは欲しいと思います。私は通しの際,ここでまさかの誘導を間違えて2被弾しました。
・食人怨霊(95%)
簡単なスペルなので取得できるはずですが,もし当たるとパターンが大崩れして悲惨なことになります。絶対に取得してください。
・お燐通3
これ避け方いまだにわかってないです(恥)。ゆーみやさんのお燐通3解説動画を見てください。
・昔時の針と痛がる怨霊(5%)
これがボスお燐のスペルで一番難しいです。全然避けられないと3被弾余裕であり得るので,恐ろしいスペルです。怨霊の誘導の仕方くらいはちゃんと固定化しておかないと,私みたいに泣きを見ることになります。「頑張って避けて」くらいしか言えそうなことがないのが非常にもどかしいところ。避け方は他の方の攻略を参考にしてください。
・小悪霊復活せし(85%)
安定パターンが存在します。(https://twitter.com/starlotusship8/status/1357313256734347266?s=21)これ覚えたらだいぶ安定して取れるようになるのでしっかり習得しましょう。
最悪5面さえ抜けられればクリアは見えてきます。(私自身,通しでの6凸時残機は0でした)ここを突破したらとにかく諦めないで続けることがクリアに繋がると思います。
6面
鬼のように難しかった5面に比べると,6面は正直ぬるく感じます。しかし,5面に比べると相当ぬるいというだけで,難所はありますし,そうでなくても避け方を知らないで対処できるという訳でもないので,プラクティスは事前にしっかりとやっておくことをお勧めします。
・道中前半
スキマワープ使って良いので確実に突破してください。ここで当たるなんてことがあったら笑いものにもなりません。
・火焔の車輪(80%)
このスペルの後に早回しのカラスが現れるのですが,そこがかなり厄介です。私はこのスペルを遅回しして,早回しのカラスが現れないようにしていました。このスペルが怖いから早回し地帯の対処法を知って早回しにするのか,このスペルを長く避けてカラスをスキップするかは,結局ここも個人の好みの問題だと思います。
・核反応制御不能(10%)
LNBキラーとなるスペル。このスペルだけで酷い時は3被弾あり得ました。「とにかく移動できるうちに,早いうちに移動しておく」と言うことを心がけるべきです。
・お空通2
撃破するにせよ耐久するにせよ動きは覚えておくように。しっかり組んでおかないと被弾します。
・ペタフレア(30%)
運要素もだいぶ強いと思います。視点を広く持って開くところを見極める,ということくらいでしょうか。因みに私は本番で自分でも驚くほどの避け力を発動して取得しました。(https://twitter.com/starlotusship8/status/1357164488080846849?s=21)
・お空通3
霊夢Aならエネミーマーカーの中央に合わせて最下段維持するだけでOKです。*5
・お空通4
奇数波目は中央やや右からスタートして左に抜け,偶数波目は左から右へ,を意識すると安定してくると思います。速さが遅くなった中弾に当たったりしないように気をつけましょう。
・ヘルズトカマク(50%)
かなり苦手でした。通しでこのスペルで当たり,ラスペ落ちして泣きを見たことがあります。とにかく自分の避けやすい避け方を見つけるのが良いんじゃないでしょうか,くらいしか言うことがありません。この緊張下でこれやらなきゃいけないの,本当によくないと思う。
・サブタレイニアンサン(40%)
最後のスペルです。とにかく緊張に勝ちましょう。
このスペルの避け方についてですが,意識することとしては
・意外と狭いところでも抜けられる。
・被弾するときの理由の8割くらいは,配置に焦って自分が変に大きく移動したことで移動先の弾に引っかかったことが原因。本当に詰み配置が来ることは殆どないので,しっかり冷静に対処すること。
こんな感じでしょうか。とにかくこのスペルでクリアを逃すと泣きを見るでしょうから(私も1回やりました),最後はとにかく頑張ってください。あと,撃破時の吸引力MAXのときの相打ちはダメよ!
最後に
被弾数の目安ですが,各面の難所の数などを鑑みると,0-0-1-2-4-3くらいを目安に考えるのが良いんじゃないかと思います。(ちなみに私の通しでは0-0-1-2-5-2でした。得意苦手もあるので多少前後してもかまいません。)前半面で多少ミスをしても後半面の避けが成功すれば結局突破できちゃうこともあるので,多少途中でミスをしても諦めないで通してみることが大事だと思います。(特に後半面は通しの経験がおろそかになりがちなので,後半面の経験を積む意味でも大事。)
最初こそ難しそうに感じる地霊殿LNBですが,練習を積んでいくうちに意外とどんどん出来るようになっていくものでした。この挑戦で,私の地霊殿の実力は間違いなく上がったと確信しています。最後になりますが,この記事が地霊殿LNBに挑戦される方の役に立つことを願って,そして,この記事を読んでくださった方と一緒に東方を楽しむことを願って,この記事の締めとしたいと思います。